「高専カンファレンス in 神戸」

kosenconf-009tokyo以来ずいぶん間が空いてしまいましたが,久し振りに高専カンファに参加してきました.4月に兵庫に引っ越してからちょうど近場での開催,今回はちょうど都合も付きました.

感想

安定の高専カンファクォリティ,今回も楽しませて頂きました!実行委員の方々お疲れ様でした.そして有難うございます.
発表されている事を,懇親会で話した事を,そして呑み会で議論した事を,こうやってどんどん自分の中に吸収していけるイベントというのは本当に有難いものです.自分の中で考えている事を自分の中で留めるのではなくて,人と話す事によってもう一つ上の思考へと発展させる事ができます.この高専カンファレンスでもたくさんの人と話してたくさんの思考を吸収させてもらいました.これを自分の中で再び昇華させていくのもまた一つの楽しみです.

発表について

008tohokuのときとは毛色を大幅に変えて,「かっぱでも分かる発電所の作り方」を発表させて頂きました.発表時に用いたスライドは以下に.

http://www.slideshare.net/slxmmm/ss-9042874
http://handsout.jp/slide/3427

ustreamでの録画.7分半頃より.音声聞き取りづらくなっていますがご了承ください><

http://www.ustream.tv/recorded/11882899

スライドを突貫工事で作ってしまったため,スライドに記述している内容は少なくてゴメンなさい.かなりの部分を発表時に口頭で補完する事になってしまいました.気になる事etcあればtwitter経由ででも質問してくだされば幸いです.

実はこの発表,前回参加した009tokyoの時からうっすらと構想を練っていました.

それともう一つ.今回のカンファでも思ったのですが,やはり情報系の発表が多いです.twitter経由でカンファの情報が広まっている面が大きいのでどうしてもそうなるのだとは思うのですが,これにちょっと負けじと,情報系以外の面から発表してみようかな,と考えてみました.

http://twitter.com/xmmm/status/5499431581

情報系以外というよりは,もうちょっと広くて「工学全体」を対象に考えています.たとえば今回の人工衛星の話でも,かなりいろんな分野の人が絡んでいるはずです.せっかく高専には様々な学科があるので,それらの学科が集結したらどういうものができるのか,そこに光を当てるような発表をしてみたいと思います.

http://d.hatena.ne.jp/xmmm/20091110/1257869048

自分の発表でいろんな学科,そして専攻の人が「発電所」に興味を持ってくれたならば,これに勝る喜びはありません.一緒に作りましょう!

#実は船の話も少し絡めたかったのですが時間が足りませんでした(「船 = 動くプラント」なんて言われています).


一つ,説明しなかった内容を種明かし.
「冷却のために発電機に水素を封入するけど爆発しない」というのは「水素濃度が高い」からです.ガスはいかなる濃度でも爆発するわけではなくて,ある濃度の範囲内である時に限って爆発します.つまり濃度の「爆発下限界」と「爆発上限界」があるという事です.この爆発上限界を越える濃度で水素封入しているから爆発しない,というのが解答でした.

http://www.iwatani.co.jp/jpn/h2/tech/education.html

リア充爆発しろ!」と同じ事ですね.リア充濃度高すぎる空間(たとえば神戸とか神戸とか神戸とか)だとリア充爆発しないって事で.リア充爆発下限界と爆発上限界がきっと存在します.

最後に

懇親会の頃からtwitter上でいろいろと議論になっている高専カンファのようです.まとめを読んだりしましたが自分の考えはまだまとまっていません.ですが一つ間違いなく言える事は「いろんな人に愛されて,いろんな人が楽しめる高専カンファレンスであって欲しい」という事です.だから,そんな高専カンファがこれからも続く事を期待して,また次の発表ネタを考えます!